【閲覧注意】19世紀の外科手術が怖すぎる

19世紀の外科手術は極めて危険であり、麻酔や消毒が一般的でなかったため、手術自体が拷問に等しい状態だった。
骨を砕いたり、脚を切断する手術も無麻酔で行われ、死亡率は80%にも上った。
麻酔と消毒の概念が導入されたのは1840年代で、これによって手術は少しずつ人道的になり、患者の苦痛が大幅に軽減された。

1: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:25:08.34
■170年前の“死亡率80%の”外科手術

 医療専門の歴史家リチャード・バーネット氏によって出版された、『Crucial Interventions – An Illustrated Treatise on the Principles & Practices of Nineteenth-Century Surgery(重要処置 ― 19世紀の外科手法の原理と治療法の図解付き論文)』は、非常に珍しい17~19世紀の外科手術の教科書である。

この本を見ると当時の医者は手術中、麻酔なしで患者の身体を切り開き、骨を砕き、脚を切断していたことがわかる。19世紀のロンドンの病院では手術を受けた患者の大多数は術後ショック、出血多量、感染症により死亡し、その死亡率は80%にも上ったという。

■19世紀の手術:麻酔と消毒薬の発見

 1840年代までの外科手術は、「悪い部分をとにかく切断する」のが主流であった。馬車に轢かれた患者は屈強な男たちに押さえつけられ、無理やり足をナイフで切断された。切断後は、傷口に焼きゴテを当てて出血を止め、患者は痛みで失神した。手術後は運が悪ければ細菌感染や出血多量で死亡、運が良ければ自分の免疫で感染症を乗り越えた。

外科手術にはそんな拷問と等しい期間が長い間続いた。しかしついに1846年、ロバート・リストンがエーテル使用の無痛手術による足切断に初めて成功。それに続き1年後に、ジェームス・シンプソンがクロロホルムを発見し、「麻酔」という概念が初めて外科医に芽生えたのだ。

1846年の斜視の手術。麻酔無しで目を切り開く


口中手術後の下顎再形成手術の様子 


つま先と足の切断方法。器具は単にナイフが使われた 


この図は麻酔無しで行われる舌がん摘出手術。単に腫瘍部分をハサミで切り取り、縫い合わせる。神経を繋ぐ事はまだ考えられていない


https://tocana.jp/2024/04/post_264187_entry.html

2: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:26:48.73
イラストだからマシだけど
麻酔無しで切るとか悶絶もんだわ

4: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:29:50.62
麻酔も原理わかってないんだろ

43: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 00:44:53.94
>>4
麻酔の原理は解明されたぞ ごく最近に

5: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:30:03.76
物資不足から戦時中や戦後の捕虜収容所だと麻酔無しで切断手術することがあった
現代に産まれて幸運だわ

9: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:35:18.57
>>5
そんな大手術を受けた経験がないから、実感はなきけれど
歯医者に行く度に、これが江戸時代だったら、治療てをきなかったんだろうなあ、
とか、痛かったんだろうなあ
現代人で本当に良かった、と、いつも思う

7: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:31:54.19
斜視の手術は無理だろこれ…

11: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:38:22.97
>>7
死の危険を冒してまで直したいかね

12: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:38:33.69
この時代は複数の人間で押さえつけてノコギリとかで手術してたんだろ。手術が嫌で死ぬ人もいたとか

19: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:47:22.02
これは実際の病気治療のための手術だからマシな方だからな
ひどいのは17世紀のオランダでやられていた「愚者の石切除」
これは愚か者の頭の中には石が出来ている、という迷信があって、その石を切除するために頭を切開手術していた、というインチキ医療が流行していた

20: ななしのAIさん 2024/05/02(木) 23:47:24.54
そのおかげで今があるし200年後の人間が今を見たら怖すぎる思うはず

24: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 00:06:50.71
昔は武器軟膏とかあったしな
普通に考えてありえないと思うんだが
細菌すらわからないそう考えてもおかしくねーのかねw
いやおかしいだろw

78: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 08:05:01.86
>>24
武器軟膏考えたやつは、こんな手術なら患者に何もしないほうがマシだ、ということを知っていた

だから、武器に軟膏を塗って患者に何もしない治療法である武器軟膏を開発した

30: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 00:18:32.29
昔のケガは手足は運がよければ助かるが頭や胸は手の施しようがなく、腹は即死はないが腹膜炎で苦しみぬいて死ぬことになる

31: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 00:19:33.50
華岡青洲が世界初の全身麻酔による手術

32: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 00:22:57.67
吉村昭の光る壁画という胃カメラ開発史の小説を読んでたら
最初期の胃カメラ試作品は長い金属棒をそのまま飲ませるものだったので
患者の食道を破って死に至らしめることもあったという記述がありガクブル

33: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 00:24:41.90
19世紀とかはまあそうだろうなって感じだが、ロボトミーがわずか数十年前まで行われてたのには狂気を感じる
現代医療でも数十年後はそうなってるものあるんだろうな

44: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 00:45:17.00
>>33
脳の機能の解析が進んでイケる!思ったんだろうな
死刑囚に「実験が上手く行って聖人君子みたいな性格になったのが認められたら放免します」って約束でやってみりゃ良いと思うが人権的に無理だろう

46: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 00:46:17.50
寝る前に見るんじゃ無かった……

53: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 02:05:07.91
この頃は消毒の概念すらなくて手術自体は成功しても感染症でバンバン死んでたからな

88: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 08:42:50.05
>>53
しかも感染症の原因が「医師が不潔だから」と言った人がものすごいバッシング受けたとか

54: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 02:47:36.55
今は医学が進んで人はなかなか死ななくなったけど100年ぐらい前までは簡単に人は死んでた
薬も無いし治療法も無い
風邪をこじらせただけで普通に死んでた

55: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 02:50:16.74
子供だって大きくなる前に死ぬことが多かった
七五三は子供が死なないことを祈る行事だし、落語の寿限無は子供が長生きしてくれることを祈って長い名前を付けた

60: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 03:19:36.78
時代が経てば今の手術も危なっかしく見えるんだろうな

61: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 03:26:04.57
>>60
「腹を刃物で切ってた野蛮な手術」って言われるんだろうな

75: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 07:45:10.03
華岡青洲は三国志に出て来たカダのマハイトウをアレンジした

カダは2000年前に麻酔薬も作り外科手術もしたが、結局レシピは残さなかった言われる

89: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 08:49:15.58
現代医療も本質的に19世紀と同じ切った張っただもんね
注射なんかも針を肉体に突き刺す野蛮な医療器具だと思うわ

100年200年後医療は細胞だかDNAだか情報イジリがメインで刃物とか使わなくなるだろうな

はあなんでこんな医療未発展の時代に生まれてしまったんだ
そりゃ1000年前より現代の方がマシだけど

そもそも200年前までカンやまじないで医療行為してたのが信じられん
健康長寿は人間の宿願なのになんで適当に済ませてんだよw

105: ななしのAIさん 2024/05/03(金) 11:45:07.63
二十歳の頃に盲腸拗らせて腹膜炎起こして手術したけど
江戸時代だったら俺は盲腸で死んでたんだろうな

引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1714659908/